こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。
我が家では、夏場はシャワーで済まし、冬場はほぼ毎日湯舟に浸かります。
そろそろ寒くなってきたので、お風呂に入りたくなったので、久々に浴槽を見てみると…
夏場ずっと放置していたのもあり、浴槽の中がぬるぬるでカビのようなものも生えてきているではありませんか( ゚Д゚)
これは掃除が必要だ!
という訳でオキシクリーンを使って浴槽を掃除する事にしました。
今回の記事では、実際にオキシクリーンを使って浴槽を掃除した手順を画像付きで解説していきます。
また、疑問に思いやすいポイント(分量やつけおき時間)や上手にするコツも合わせて紹介して行くので、是非最後まで読んで下さいね。
オキシクリーンで浴槽掃除をしよう
はじめに、何故お風呂の浴槽掃除にオキシクリーンを使うのか説明しますね。
オキシクリーンは弱アルカリ性の洗剤で、浴槽掃除に期待できる効果は以下の通り。
- 湯垢の分解
- 黒ずみの漂白
- カビや雑菌の除菌
湯垢は皮脂などの油が主成分です。
弱アルカリ性のオキシクリーンは酸性である油汚れを分解する力があります。
オキシクリーンは酸素の泡で黒ずみなどを分解する力があり、浴槽内の黒ずみもキレイに落とせます。
オキシクリーンはアルカリパワーと酸素の漂白力を兼ね備えており、除菌効果も持っています。
雑菌が繁殖した黒カビやピンク色のヌルヌル汚れならスッキリ除菌し、分解する事が可能です。
ここに紹介したのが、オキシクリーンを浴槽掃除に使用した際に期待できる効果になります。
また、オキシクリーンで浴槽掃除をするメリットとして、小物類(椅子や洗面器、子供のおもちゃなど)をまとめて洗えます。
他にも浴槽を使ってタオルや衣類なども入れてつけおき洗いもできるので、私のような何でもいっぺんにやってしまいたい方には、ありがたいんですよね。
ちなみに、つけおき洗いに関しては下記の記事が参考になるので、ついでに衣類も洗いたい方は参考にしてください。

次の章では、浴槽掃除のやり方について説明してきます。
浴槽掃除のやり方
浴槽掃除の手順を以下にまとめたので見て下さい。
湯舟にお湯を貯める(お湯の温度は50℃~60℃)
- バケツや鍋にオキシクリーンとお湯を入れ撹拌し溶液を浴槽に入れる
2~3時間つけおく(放置する)
浴槽を水ですすぐ
上記の手順で浴槽掃除をしてもらえばいいです。
ポイントとしては、お湯の温度は50℃から60℃がもっともオキシクリーンの洗浄効果を高めます。
また、オキシクリーンは溶けにくいので、②の工程でお湯に溶かしておくと洗浄効果が上がります。
浴槽を掃除する場合はつけおきは2~3時間と長めにし汚れを落としましょう。
ここで説明した・お湯の温度・オキシクリーンとお湯の撹拌・つけおき時間などは後で詳しく解説します。
用意する物
次は私が用意した物を紹介します。
バケツ(撹拌用)
オキシクリーン(過炭酸ナトリウムでも可)
トング(撹拌用)
つけおきたい服やタオル
ここで、紹介したもので必須なのはオキシクリーンだけです。
後の物は特に用意しなくてもいいですが、バケツやトングなどはあった方が便利です。
先ほども言いましたが、オキシクリーンは溶けにくいので、私はバケツにお湯とオキシクリーンを入れトングで撹拌してから浴槽に溶液を入れました。
溶け残りがあると、洗浄効果が落ちてしまうので…
もちろん浴槽に直接オキシクリーンを入れても、溶け残りがなければ全く問題はないです。
オキシクリーンを使った浴槽掃除【実際の手順】
ここからは、オキシクリーンを使って浴槽掃除の手順を詳しく解説していきます。
①湯舟にお湯を貯める(お湯の温度は50℃~60℃)
湯舟にお湯を貯めていきます。
お湯の量は浴槽の半分ぐらいでOKです。
②バケツや鍋にオキシクリーンとお湯を入れ撹拌し溶液を浴槽に入れる
溶け残りがないようしっかり混ぜていきます。
バケツなどの容器にお湯とオキシクリーンを入れ撹拌しておくと溶け残りがなくなり、洗浄効果により期待できます。
溶液が出来たら浴槽に入れていきます。
オキシクリーンの分量はお湯100ℓに対して500g~700gなので、一回で溶液を作らず何回かに分けて撹拌しましょう。
③2~3時間つけおく(放置する)
お湯と溶液を入れたら、2~3時間つけおきをします。
この時、椅子や服なども一緒につけおきすると、いろんなものが効率よくオキシ漬けできます。
通常の洗濯では落ちない油汚れなども落ちるので、私はここぞとばかりに服やタオルを入れています。
④浴槽を水ですすぐ
最後はお湯を抜き、浴槽内を水でキレイに洗い流します。
ここまできたら、浴槽のヌルヌルや黒ずみはなくなり、手でこすってもキュッキュと気持ちいいです。
効果と実際にやってみた感想
実際に浴槽掃除をオキシクリーンでやってみた感想としては、簡単な割に効果が高いと思いました。
通常浴槽を掃除しようと思うと、スポンジに洗剤をつけ地道にごしごし洗っていきますよね。
オキシクリーンを使っての掃除は、お湯とオキシクリーンを混ぜた溶液を浴槽に入れ、つけおく(放置)だけで良いので圧倒的に楽でした。
また、他の小物も一緒に洗えるので、まとめて掃除ができるのも個人的に嬉しいポイントです。
ちなみに、浴槽に入れてつけおき(放置)していた椅子がどれだけ汚れが落ちたのか下記の比較画像を見てもらえばわかりやすいです。
[twentytwenty][/twentytwenty]
つけおきする前と後を見比べると効果がわかりますね。
この椅子は洗剤でゴシゴシしても、汚れが落ちなかったのですが、オキシクリーンの溶液につけた後スポンジで擦るとキレイになりました。
こういった感じで、ついでに小物を掃除できるのはオキシ漬けならではの魅力です。
上手に掃除するコツ
次では、オキシクリーンを使って上手に浴槽掃除するコツを解説していきます。
オキシクリーンの分量
途中でも説明しましたが、オキシクリーンの分量は水100ℓに対して500g~700gです。
正直500g~700gを入れるとわかりますが、かなりの量を入れます。
ただ、ここでオキシクリーンをケチって分量を少なくすると充分な洗浄効果が得られないので、分量は守って入れましょう。
ちなみに、私が愛用しているオキシクリーンの分量1,500gなので、浴槽掃除一回で半分近くなくなります。
一回の掃除で500円分使っていると考えると結構高いですが、楽さを考えると仕方ないかな( 一一)
お湯を使う
オキシクリーンは水よりもお湯で使う方が洗浄効果に期待できます。
また、お湯を使う事で溶けやすくなるのもメリットです。
なお、50℃~60℃のお湯がもっとも効果を発揮するので、長時間つけおく際などは浴槽にフタをすると温度が下がらずお湯の温度を保てます。
つけおき時間
オキシクリーンなどの過炭酸ナトリウムは、最低20分以上つけおかないと充分な洗浄効果が得られません。
そのため、最低でも20分以上は必ずつけおきます。
浴槽掃除の場合は、それ以上2~3時間つけおくのがベターです。
勘違いや失敗しやすいポイント
次では、オキシクリーンを使っての浴槽掃除の際に勘違いや失敗しやすいポイントを解説します。
アルミ製のものは入れない
オキシクリーンは弱アルカリ性です。
そのため、アルミ素材などにつけてしまうと、コーティングが剥がれてしまう事があります。
よくある失敗例としては、椅子の足元がアルミだったり、撹拌する時にアルミの鍋などを使ってしまうケースです。
これらのアルミ素材をオキシ漬けしてしまうと、コーティングが剥がれて悲惨な目に合うので注意してください。
入浴剤入りのお湯は使用しない
入浴剤入りの残り湯は浴槽掃除で使用しない方が無難です。
理由は、入浴剤の成分がオキシクリーンと反応してしまい、効果が半減する可能性があるから。
ちなみに、入浴剤が入っていない残り湯なら浴槽掃除に使用しても全く問題ないです。
水垢は落とせない
オキシクリーンで落とせない汚れは水垢です。
お風呂では必ず水垢が発生するので、ここだけは別の素材を使って掃除しましょう。
ちなみに、水垢にはクエン酸が効果的です。
これを聞いて『オキシクリーンとクエン酸を混ぜたら最強じゃん!』そう思った方もいますよね。
私もそう思い調べてみましたが、クエン酸をオキシクリーンに混ぜると洗浄力が弱まるようなので、おすすめはしません。
オキシクリーンは弱アルカリ性でクエン酸は酸性です。
この2つは真逆の成分なので、混ぜると効果を薄めてしまいます。
そのため、水垢が気になる場合はオキシ漬けをした後クエン酸で水垢を取るのがよさそうです。
まとめ
オキシクリーンは、ほとんどの掃除に使えるので万能ともいえる洗剤ですが、使用する際はちょっとしたコツがありますね。
大まかに見れば混ぜてつけおくだけなので、凄く簡単なのですが…
溶け残りや、分量、お湯の温度、つけおく時間などこの辺りを意識すると失敗する事はほとんどないと思います。
また、掃除の際は結構な量を使うので、失敗すると地味にショックですからね。
今回の記事を参考に上手にオキシクリーンを使って浴槽掃除にトライしてみてください。
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