こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。
今やクレジットカードは、日常生活においても欠かせない物になっていますよね。
ショッピングや飲食店ではもちろん、公共料金の支払いまでクレジットカード一つで、できるようになっています。
そんな便利なクレジットカードですが、もちろんデメリットも存在します。
クレジットカードをまだ持っていない方からすると、心配なのは『お金を使い過ぎてしまうかも…』ここが一番のネックではないでしょうか?
今まで、クレジットカードを持った事がない方からすると、確かに怖いかもしれませんね。
ただ、イメージや思い込みだけで使わないのも少し勿体ない気がするので、この機会にクレジットカードのメリットとデメリットを知ってその上で使用するか、しないか、判断してみてはいかがでしょうか?
そこで、今回はクレジットカード愛用歴10年の私が、クレジットカードのメリットとデメリットについて私自身の体験談も踏まえ、解説していこうと思います。
クレジットカードとは
まず、始めにクレジットカードをまだ持っていない方や、使った事がない方のために、クレジットカードとは何か簡単に解説していきます。
クレジットカードとはシンプルに言うと、信用を元に買い物や支払いで利用できるカードです。
詳しく説明すると、旅行中の保険やポイントが付いたり、いろいろ多機能なのですが、メインは現金の代わりになるカードという認識をしてください。
ただし、クレジットカードは誰でも利用可能か、というとそうではなく、18歳以上の支払い能力(信用)がある人という条件付きです。
基本的にカードを使った場合は、約1ケ月後に口座から引き落とされるので、支払い能力(信用)がないと作れません。
この辺りは詳しく説明すると長くなるので、現金の代わりになるカードで、信用を元に買い物などができると思ってもらえればOKです。
下の記事はクレジットカードとキャッシュカードの違いや、口座との関係性を踏まえて解説しています。
これからクレジットカードを作る方や仕組みがわからない方は、参考になるはずです。
クレジットカードのメリットとデメリット
クレジットカードのメリットとデメリットを一目でわかるように、表を作りました。
メリット | デメリット |
---|---|
現金がなくても買い物できる | 使い過ぎに注意 |
支払い方法が選べる | 年会費が掛かるカードもある |
手数料と時間の節約 | リボ払いや分割払いは手数料が掛かる |
ポイントやマイルが貯まる | キャッシングは金利が掛かる |
様々な保証が付いている場合が多い | 不正利用や詐欺のリスク |
公共料金や家賃、携帯など固定費も支払える | |
クレジットヒストリーができる | |
家計が把握しやすい |
これを見ると、デメリットよりもメリットの方が多いですね。
ただ、この表だけだと、内容が少しわかりにくいので、次の章でメリットとデメリットについてより詳しく解説していきます。
クレジットカードのメリット
まずは、クレジットカードのメリットを先ほどの表を元に、それぞれ詳しく解説していきます。
現金がなくても買い物できる
私のような現金をなるべく入れたくない人には、カード1枚で買い物ができるのは非常に助かります。
値段が高い物などを購入する際にも、大量の現金は必要なく、クレジット1枚で済むので、単純に財布が軽いのと現金紛失のリスクが下がります。
これを言うと『クレジットカードを失くすリスクがあるのでは?』と思いますが、クレジットカードには保証制度があるので、現金を失くすよりも、リスクは下がります。
※保証制度については後述します。
このように、クレジットカード1枚で日常でも、旅行などの際にも、財布に多くの現金を入れておく必要がないのは、かなり大きなメリットです。
支払い方法が選べる
クレジットカードはリボ払いや、分割払いができるのも大きなメリットです。
例えば『家電が壊れて買い替えないといけない、でも直ぐに何十万も払えない』そんな時、高額な買い物の際には、一回で支払うのではなく、分割して支払う事ができます。
分割する回数やその都度支払う金額を選択できるので、急な高額なショッピングにも対応しやすいです。
また、仮にお店で一括払いにしていても、あとから、リボ払いや分割払いに変更できます。
手数料と時間の節約
クレジットカードはカード1枚で買い物や支払いができるので、ATMや銀行に行く必要がありません。
そのため、銀行やコンビニに行く手間も省けるので、現金引き出しにおけるATM手数料と時間の節約になります。
私も現金派の時は、毎月のATM手数料(三井住友銀行なのでコンビニで4回)の無料回数をよくオーバし手数料を取られていました。
それが嫌で、銀行で引き出そうと思っても、ATMまでの行列に並んだりしなければならないので、単純にクレジットカードでは現金の引き出しの頻度が少なくて済むので、お金と時間の節約になります。
ポイントやマイルが貯まる
クレジットカードのほとんどに、利用額に応じてポイントが貯まるポイントサービスが付与されています。
ポイントの付与率はカードによって変わりますが、貯まったポイントで商品と交換したり、お店で現金と同じように利用する事も可能です。
また、カードによってはマイルに交換する事もできるので、旅行好きの人や海外出張が多い人にも嬉しいですね。
私はネットショッピングをよくするのですが、必ずクレジットカード払いにしています。
理由は振り込み手数料もかかりませんし、カード払いでポイントが付与されるので、次の買い物にまた使えるんですよね。
お店独自のスタンプカードだと、そのお店しか使えませんが、クレジットカードのポイントは幅広く利用できるので、お得です。
様々な保証が付いている
- 不正利用保証
- ショッピング保険
- 旅行中の傷害保険
不正利用は期限内に60日以内に届け出れば多くの場合、損害が補償されます。
カード購入した商品が盗難、破損しても補償されます。
国内、海外での旅行中の死亡後遺症が発生した場合に保険が受け取れる。
※旅行中の傷害保険は全てのカードに付与されている訳ではないです。
また補償額や内容は、カードによって違います。
ちなみに、不正利用保証・ショッピング保証は多くのカードについています。
現金を紛失した際は泣き寝入りするしか、ありませんが、クレジットカードだと期限内であれば、不正利用にも対応してれるので安心ですね。
公共料金や、家賃、携帯など固定費も支払える
クレジットカードは、お買い物以外にも、公共料金や家賃、携帯の支払いもクレジットカード1枚で完結できます。
カードで支払う事により、先ほど説明したポイントを効率よく貯める事ができます。
事実私も、公共料金をクレジットカード払いにしているので、知らない内に毎月ポイントが貯まっているので、ちょっとした楽しみでもあります。
ただ、クレジットカードで支払うには、最初に手続きをする必要がありますが、始めにまとめてやってしまうと、後は引き落とし口座から引かれるだけなので管理も楽ですよ。
クレジットヒストリーができる
クレジットカードを利用して、支払いなど滞りなく管理できている人だと、信用度が上がります。
信用度が上がると、各種ローンや借り入れなどの審査も通りやすくなります。
逆に一度もクレジットカードを使っていない、また借金をしたことがないとこの「信用情報」に登録情報がありません。
これを「スーパーホワイト」といいます。
将来この状態で、マイカーローンやマイホームローンを組む時に「参照する情報が無い」ということになってしまい若干不利になる事も…
もちろん、この情報だけではなく、年収や職業も加味されての審査となりますが、クレジットカードを持っているという事は、社会人としてのステータスでもあります。
しかし、これが延滞したり支払いができなくなったりすると、世間で言われている「ブラック入」「ブラックリスト」と言われるものに…
ただ、実際はブラックリストというのは存在しないのですが、信用情報として登録されてしまい信頼を失っているので、借入関係の申込みで審査が通らなくなります。
家計が把握しやすい
クレジットカードをいくら使ったのか、各種明細を確認するのはWEBが主流です。
WEB明細のメリットは…
- ネットが繋がる環境なら、いつでも一目で明細を確認できる
- 手数料がかからない
こういった利点から家計の管理がしやすく、ネット環境がある場所なら、金額や引き落とし日なども直ぐに確認できます。
反対に、こまめに明細を確認しておかないと、残高不足で信用の低下や、不正利用に気づかかない事も…
そのため明細は、ちょくちょく確認するようにしましょう。
また、WEB明細は会員登録が必要ですが、明細書の手数料もかかりません。
反対に、紙の明細書には手数料がかかる事も多いのでその分節約できますね。
クレジットカードのデメリット
メリットをたくさん紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
次ではデメリットについて詳しく見て行きましょう。
使い過ぎに注意
もし、クレジットカードを使い過ぎて、残高不足になると決済不履行になる恐れがあります。
そうなってしまうと返済するために、借金をしたりする羽目になるかもしれません。
こうなると、最悪の場合自己破産になりかねませんし、同時に自分の信用に傷が付きます。
ただし、要は使い過ぎない、自分が支払える範囲で使えばいいだけなので、こまめに明細を確認しておけば、残高不足になったり支払えなくなるリスクは防げるでしょう。
クレジットカードを持った事がない人からすると『カードを使い過ぎてしまうのが怖い』という話をよく聞きますが、キチンとお金の管理さえすれば上記デメリットはないと言えます。
こういったお金の管理も含めて、クレジットカードを持っている人は社会的信用があると認識されます。
年会費が掛かるカードもある
クレジットカードによっては年会費がかかるカードもあります。
ただし、年会費がかかるカードというのは、ポイントの還元率だったり、保証が手厚かったりするので、損と決めつける事はできません。
もし、ほとんど使っていないカードがあり、年会費を支払っていた場合は無駄なので、解約する事をおすすめします。
また、ポイントの還元率や保証は落ちますが、年会費無料のクレジットカードも数多くあるので、それを利用するのも手です。
リボ払いや分割払いは手数料が掛かる
リボ払いや分割払いは、メリットでもお伝えしたように、とても便利ですが、手数料が取られます。
手数料と聞くとたかが知れてると思ってしまいますが、最大で18%の手数料がかかります。
手数料を取られたくない場合は、1回払いにすると手数料の負担が0です。
キャッシングは金利が掛かる
クレジットカードにはキャッシング機能をつける事が可能です。
キャッシング機能を付与すると現金の借り入れが可能で、急な出費の際には大変助かります。
ただし、借り入れには最大18%の金利がかかるので、なるべくなら、利用しない方がいいですね。
また、誰でもキャッシングを利用できる訳ではなく、審査が必要な場合が多いです。
不正利用や詐欺のリスク
クレジットカードを利用している限り、不正利用をされたり、詐欺に合うリスクは0ではないです。
大事なのは…
- 他人にクレジットカードの暗証番号を教えない
- 他人にクレジットカードを貸さない
- 特定されやすい暗証番号を避ける
ここに書いたことも含め、自分でしっかりと管理をする事が不正利用や詐欺のリスクを少なくします。
仮に、不正利用にあった場合60日~90日以内に(カード会社によって変わる)連絡をすれば補償を受けられます。
※ただし、自分で暗証番号を教え不正利用された場合は補償の対象外なので注意してください。
そのため、直ぐに異変に気付くよう日頃から、カードの利用明細を確認しておきましょう。
まとめ
クレジットカードのメリットデメリットを改めて見ると、個人的には、ほとんどデメリットはない気がしますね。
確かに、初めてクレジットカードを持った方は、カードを使う事に慣れていなかったり、リボ払いや分割払いをついつい利用してしまったりして損をする事もあります。
事実私も、昔は高い買い物をしたら、リボ払いや分割払いを迷いなく利用していました。
今までどれだけの手数料を払ったのかなんて考えたくもないですが…
でも、大事なのは、そこで『あれ、もしかして、これって損してる?』と気づき、自分で調べて理解する事にあると思います。
事実、デメリットよりもメリットの方が圧倒的に多いので、使いこなせる事でお金や時間も節約できます。
ほんの数分や数百円しか変わらないじゃんと思うかもしれませんが、長い目で見たらこれが大きな数字になるのでバカにはできませんよ。
もちろん、合う合わないはあると思うので強制はしませんが、イメージだけで使わないのは勿体ないカードです。
そのため、正しい知識と自分の判断で利用するのか、しないのか、選択して頂けたらいいなと思います。
今回の記事が皆さまの一助になれば幸いです。
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