エアコンと扇風機の併用は電気代がお得!部屋を涼しくする配置も紹介

電気代節約生活のお役立ち

こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。

近年日本の夏の暑さは半端ないですよね。

確か、私が子供の頃は、夏でも窓を開け扇風機をつければ、快適に眠れていたように感じますが、今ではエアコンをつけないと寝苦しくいですよね。

数年前までは、私もエアコンをつけず扇風機でなんとか乗り切っていましたが…

最近では寝る前には必ず、エアコンをつけて寝ています。

でも、エアコンは快適に寝れるのですが『電気代の面でちょっと…』と躊躇ってしまいますよね。

そこで、電気代の面でエアコンをつけるのを躊躇ってしまう方にも、おすすめしたいのが、エアコンと扇風機を併用して使う方法です。

実はエアコンを単体で使うよりも、扇風機を上手く組み合わせて使う方が、電気代がお得なのです。

そこで、エアコンと扇風機の電気代を比較しつつ、何故2つを併用する事で電気代がお得になるのか?について解説していきます。

また、それ以外にも、エアコンと扇風機の効果的な配置や、設定についても説明していくので、興味がある方は参考にしてくださいね。

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エアコンと扇風機の併用は電気代がお得!

エアコン節約

扇風機とエアコンの併用は電気代の面でどれくらいお得なのでしょうか?

部屋の間取りやエアコン、扇風機のスペックや、その他設定温度など条件は人それぞれ違い過ぎるので具体的にこれぐらいお得とは言いにくいですが…

エアコンの設定温度を26℃から28℃に上げることができた場合、夏の電気代を1部屋(6畳あたり)約2,900円も節約することが可能になります。

出典:エネチェンジ

※エアコンの設定温度を1度下げる事で、電気代を約10%節約できます。

これは中々興味深いデータですね。

でも、何故これほどまでエアコンと扇風機の併用をする事で電気代が安くなるのでしょうか?

その理由を知る為に、エアコンと扇風機のそれぞれの電気料金を調べてみました。

エアコンの電気代

自動運転

ざっくりですが、エアコンの電気代を調べてみました。

※エアコンは、設定温度や年式、部屋の大きさ、その他さまざまな条件で消費電力が変わるので、目安程度に考えてください。

消費電力1時間当たりの電気代
15年前のエアコン1080w29.16円
10年前のエアコン755w20.39円
最新のエアコン605w16.34円

ほとんどの家庭では、6~10畳用のエアコンを使用していると思うので、1時間あたりの電気料金や15円~20円程度が相場でしょうか。

そのため、1日中24時間エアコンをつけっぱなしにした場合、電気代は360円~480円という計算になります。

仮に1ケ月24時間フルにエアコンを使用した場合、10,800円~14,400円エアコンだけで電気代が掛かるので結構恐ろしい金額ですよね。

我が家では、一番暑い8月の時期は1日平均12時間程度つけていると思うので、5,400円~7,200円ほどエアコンだけで掛かってしまう計算になります( ゚Д゚)

中々高い金額ですが、日中はともかくとして、暑くて寝れないのは体力的にも精神的にも疲れるので、これは仕方ないかなと割り切っています。

ちなみに、我が家では、寝るときはエアコンをつけっぱなしにしています。

そちらの方が電気代や睡眠面でもお得になるんですよ(^^)/

※寝るときは、エアコンのつけっぱなしが電気代と睡眠面で何故いいのか、以下の記事に詳しく書いているので、興味ある方は読んでみて下さい。

寝るときエアコンはつけっぱなしにするべき?寝苦しい夏を熟睡しよう!

また、エアコンの電気代を少しでも節約したい方は、エアコンの節約方法を徹底紹介!誰でも簡単すぐにできる節約術8選!を参考にしれもらえればと思います。

扇風機の電気代

扇風機

扇風機の電気代について調べてみました。

ACモーター
(風量・強)
DCモーター
(風量・弱)
1時間の消費電力0.035kWh0.005kWh程度
1時間の電気代0.945円0.135円
24時間の電気代22.68円3.24円

扇風機にはACモータとDCモータの2つの種類があるのですが、近年の扇風機はDCモーターが主流です。

表を見てもわかりますが、新しい扇風機(DCモーター)の方が消費電力も少なく電気代も節約になります。

また、エアコンの電気代と比べると、扇風機の電気代は10倍以上安いのがわかりますね。

古いタイプの扇風機でも1ケ月24時間つけっぱなしにしても約680円の電気代で済みます。

新しいタイプACモータの扇風機なら、1ケ月24時間つけっぱなしにしたとしても約97円となんと100円を切ってしまいました。

これだけ安いのなら、電気代を心配せず扇風機を使った方が確実に体力面(睡眠の意味も含め)お得ですね!

ちなみに、扇風機をより涼しく活用したい方は、保冷剤との組み合わせが良いと言われています。

※扇風機と保冷剤を組み合わせて、どれくらい涼しくなるのか?
以下の記事で実際に検証した効果を書いているので、興味がある方は読んでみて下さい。

扇風機と保冷剤の合わせ技の効果を検証したらビミョーだった件…

(結論)エアコンと扇風機の併用はした方が電気代がお得!

ここまでで、エアコンと扇風機それぞれの電気代を説明してきました。

エアコンは室内の温度を調節し快適に過ごせますが、電気代を考えるとエアコンだけに頼るのは、しんどいですよね。

扇風機は電気代を考えると破格の安さですが、近年の暑い夏を扇風機だけで乗り切るのは、熱中症のリスクや暑さで寝れないなどの弊害が出そうです。

なので、エアコンと扇風機を併用するのが、電気代や健康の両面で暑い夏を乗り切る秘訣です。

そのため、次ではエアコンと扇風機を使って部屋を涼しくする方法について、紹介していきます。

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エアコンと扇風機の併用で部屋を涼しくする方法

エアコンと扇風機の併用は電気代の面の2つの面で、とても効果的です。

エアコンは室内の温度を調節してくれる家電ですが、エアコンのみだと、冷たい空気が部屋全体に行かず、温度ムラが発生します。

イメージとしては、下図を見て下さい。

基本的に冷気は下にたまるので、これだと部屋全体が涼しくならず、エアコンの消費電力が上がり、結果的に電気代も高くなってしまいます。

例えば、エアコンを自動運転で25℃に設定した場合、部屋全体が涼しくなるまで、電力を多く消費します。

部屋全体が25℃付近に下がるこの間が、もっとも多くの電力を消費し、電気代も高くなって原因です。

そのため、扇風機も併用し、なるべく素早く部屋全体を涼しくしてあげる事が節電に繋がります。

では、扇風機を併用すると、どうなるのでしょうか?

扇風機を併用

このように扇風機を併用する事で、エアコンの風を効率よく運ぶことができ、室内全体を素早く冷やす事ができます。

また、部屋全体が涼しくなるので、暑くて寝苦しくなることも減りぐっすり眠る事ができます。

※エアコンと扇風機の効果的な配置については、後述します。

エアコンと扇風機の併用は電気代の面や熱中症にならない為の対策として、環境省でも推奨されており、下の動画でも説明されています。

このように、温度ムラを解消するために、エアコンと扇風機を上手く併用する事で電気代を節約できます。

エアコンと扇風機2つを組合わせる事で、素早く部屋全体を冷やせるのは、分かって頂けたと思います。

次は、具体的な配置方法について説明していきます。

エアコンと扇風機の効果的な配置

部屋全体に冷気を循環させたい場合は、エアコンの真下に扇風機を置き風を送るのが効果的です。

エアコンと扇風機の効果的な配置

冷気は下に行くので、扇風機をエアコンの真下に置き送風する事で部屋全体に冷気が拡散されるので、素早く室内の温度を下げれます。

顔や首元まで冷気が届くと体感温度が下がるのでいつもよりも設定温度を上げることもでき、電気代を節約できるんです!

エアコンと扇風機の設定

エアコンと扇風機を併用する際の効果的な設定について解説していきます。

  • エアコンは自動運転にし、つけはじめは25℃もしくはそれ以下にする
  • 室内の温度が下がってきたら、27℃~28℃にし電気代を節約する
  • エアコンの風向きは水平に設定
  • 扇風機は上向きに設定

エアコンのつけ始めは自動運転にし、素早く部屋全体を冷やすため、設定温度25℃もしくはそれ以下にしましょう。

環境省が推奨しているエアコンの温度は28℃ですが、これだと、部屋全体が冷えるのに時間が掛かり逆に電気代が高くなってしまいます。

そのため、始めに素早く部屋を冷やし、その後は27℃~28℃にしてあげる方が電気代の節約になるのです。

また、エアコンの風向きは水平にし、扇風機はエアコンの真下で上向きに風を送ります。

そうする事で効率よく部屋全体を冷やす事ができるので、電気代を節約しつつ、快適に過ごす事ができるでしょう。

エアコンと扇風機の併用のまとめ

エアコンは室内を冷やす事ができるので、快適に過ごせますが、電気代が高いのがネックですよね。

反対に扇風機は電気代は安いが、単体で夏を乗り切るのはちょっと厳しいものがあります。

ですが、このエアコンと扇風機を上手く併用する事ができれば、それぞれの良いとこ取りが可能です。

私も、今回この記事を書くまで、電気代が心配だからエアコンだけを使用していましたが、これは逆効果だったようですね。

今後は、扇風機とエアコンを上手に併用し、電気代と快適面の両方でお得に過ごして行こうと思います。

ちょっとした工夫で、誰でも出来る事なので、この方法で暑い夏を乗り切って行きましょう。

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