こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。
蒸し暑い夏の夜は、エアコンなしでは中々快眠するのは難しいですよね。
私が子供の時は、夏の夜でも窓を開けたり扇風機だけでもぐっすり眠っていあた記憶がありますが、ここ数年は寝るときにエアコンは必須になっています。
我が家でも、タイマーをセットしエアコンをつけてから寝るのですが、エアコンが切れた後には、よく暑さで目が覚めます。
その度にまた、エアコンをつけて寝るのですが「これって睡眠の質や電気代的にどうなの?むしろつけっぱなしの方が良くない?」と疑問に思うようになってきました。
そこで、今回の記事では寝るときのエアコンはタイマーにするよりも、つけっぱなしの方が(睡眠や電気代の面でも)いいのか?
上記の事について調べてみたので、同様の疑問を持っている方は是非参考にしてください。
寝るときエアコンはつけっぱなしにするべき?
結論から言うと、寝るときはエアコンをつけっぱなしにするべきです。
理由は電気代と睡眠の面でつけっぱなしの方が良いからで…
- 電気代:つけっぱなしの方が電気代が安い
- 睡眠:つけっぱなしの方が涼しいので快眠できる
これらの理由から寝るときはエアコンをつけっぱなしにした方がいいです。
ただ、これだけだとイマイチ説得力にかけるので、次で電気代と睡眠についてもう少し深掘りしていきます。
エアコンのつけっぱなしは節電効果あり
エアコンは急激に温度を上げたり下げたりするときが1番電力を消費します=電気代が高いということです。
分かり易くイメージできるように、下にエアコンのつけっぱなしと、こまめにスイッチを入り切りした比較のグラフを作ってみました。
※空調機、化学製品のDAIKINさんのデータを参考にグラフを作ってみました。
ご覧のように、つけっぱなしの方が、消費電力の面でも節約できるのです。
つまり、夏の暑い日なら室温を下げるときに一番電気代がかかります。
室温が下がった後は送風運転に切り替わり、消費電力も少なく電気代も安いです。
そのため、エアコンはつけっぱなしにした方が電気代の面でも良いという事になります。
例えば、我が家もそうなのですが、こんな流れになっていませんか?
①タイマーをつけて寝る②暑くて起きる③その後またエアコンをつける。
こんな感じで、何度もエアコンをつけたり切ったりするぐらいなら、つけっぱなしにした方が節電になりますよ。
それと、エアコンはつけぱなしの方がいいと言いしたが、24時間つけっぱなしにすると流石に電気代は高くなるので、気を付けて下さいね。
具体的に言うと、外出して30分~1時間以内に戻る場合は、そのままエアコンをつけぱなしにした方がお得です。
エアコンのつけっぱなしは睡眠にも効果的
最初にも説明しましたが、エアコンはつけっぱなしにした方が睡眠の質が上がり熟睡できます。
我が家は、寝る前にタイマーをかけてから就寝するのですが、やはりタイマーが切れたタイミングで暑くて目が覚めます。
実はこれ、体には凄く負担がかかっており、夏バテの原因にも大いに関係しているのです!
詳しく説明すると、夏バテは汗をかいたり体温を調整する自律神経が酷使されて疲れが出ることから起こります。
そのため、暑い夜にエアコンを消してしまうと寝汗をたくさんかきますよね?
寝汗をたくさんかいて寝る状況というのは、その間も自律神経が働いている状況なので、自律神経が休まっていない状況なのです。
下に各季節の平均睡眠時間を表した、データを作りました。
※参考資料として、国立環境研究所が平成 15 年に行った温暖化や各季節の睡眠時に関するアンケート調査からデータを活用しました。
このグラフを見ると、夏が一番平均睡眠時間が短いのがわかりますよね。
このデータからも多くの人が、寝苦しい夏を過ごしているのが想像できますし、自律神経の乱れと睡眠時間の低下から夏バテになるのも納得です。
こうなると当然疲れも取れませんし、仕事にも響いてきますよね。
健康は何よりもの財産ですから、夏の暑い夜はエアコンはつけっぱなしにして一定の温度を保った方が電気代や睡眠の面でもお得だという事です。
ちなみに、エアコンのつけっぱなしは体に悪いと言われることもありますが、科学的根拠はないようです。
ただし、エアコンの風を直接体に受けるのはよくないので、羽の向きには注意してくださいね。
寝るときのエアコンの設定温度
電気代と睡眠の面からも、エアコンはつけっぱなしにして寝た方がいいのはわかってもらえたと思います。
今から寝るときのエアコンの設定温度について解説していきます。
寝るときのエアコンの温度は、ちょっと暑いくらいかな程度の27℃~28℃ぐらいがおすすめです。
何故なら、あまりに低い温度だと冷えすぎてクーラ病になる場合があり危険です。
人間は就寝中体温がどんどん下がって行くので、エアコンの設定温度も当然起きている時よりも高めに設定する必要があります。
また、電気代の観点からも、節電は28℃と環境省が推奨しているので、寝るときは少し暑いぐらいの設定温度にしておくようにしましょう。
エアコンをつけても暑くて起きてしまう人
冷房の設定温度は27℃~28℃がおすすめ先ほど説明しました。
ただ、中にはこの温度だと暑くて起きてしまうと言った方もいるかもしれません。
そこで、次の項目ではそういった暑がりさんを対象にした対策を紹介していきます。
エアコンのつけ始めの温度を低めに設定
27℃~28℃では寝付けない、または途中で目が覚める方は、エアコンのつけ始めの温度を思いきって下げる事をおすすめします。
具体的に説明すると、就寝時1時間前の24℃~25℃ぐらいに設定し先に室内を充分に冷やしてしまいましょう。
その後室内が冷え切ってから、就寝前に27℃~28℃に設定すると寝付きもスムーズですし、そのまま快眠できると思います。
事実私も、27℃~28℃では暑くてよく目が覚めていましたが、始めに室内を24℃程度で冷やしてから寝る前に27℃~28℃に戻して就寝すると、途中で起きることなく快眠できています。
それ以外にも、エアコンと扇風機を併用するのも、涼しさと電気代の両面でおすすめの方法です。
快眠グッズを使ってみる
夏の寝苦しい夜は快眠グッズを使うのもいい方法です。
我が家でも、こちらの快眠グッズを購入し使用しています。
今まで、あまり快眠グッズなんて使った事はなかったのですが、これは想像以上に良かったですよ。
触ってみるとひんやりしているので『もしや、エアコンをつけなくてもこのマットなら寝れる?』そう思いましたが、流石にこれだけではきつかったです。
このマットが最大限効果を発揮するのは、冷房の中で使用する時です。
今回の記事でも説明しましたが、寝る際のエアコンの設定温度(ちょっと暑いぐらいの)27℃~28℃でも、このマットであれば、めちゃくちゃ気持ちよく寝れます。
私と嫁は暑がりなので、普通の人は、扇風機とこれだけとかでも充分かもしれません。
ただ、使ってみて本当に効果は実感できるので、エアコンの使用を少なくしたい、電気代を抑えたいという方には、おすすめの快眠グッズですよ。
そのほか、扇風機と保冷剤の組み合わせても、涼しい風が来ます。
寝るときエアコンのまとめ
寝るときはエアコンをつけぱなしにする時をまとめると…
- エアコンをつけっぱなしにした方が、電気代や睡眠(熟睡できる)の面で良い。
- 設定温度は27℃~28℃ぐらいの少し暑いぐらいにする。
- 27℃~28℃で暑い場合は、最初に設定温度(25度ぐらい)と低くし一気に冷やす。
- エアコンの風は直接体に当たらないように調整する。
- 快眠グッズを使用して睡眠の質を上げる。電気代の面でも効果的。
今までは、寝るときは節約の面でエアコンをタイマーに設定していましたが、つけぱなしの方が圧倒的に良さそうですね。
何より、暑さで起きるのは、体に相当な負担がかかりますし、実感としても夏は疲労感があるとよく感じます。
電気代どうこうよりも、体調を崩すのが一番良くないので、これからは、しっかりと熟睡できることを優先して寝るときはエアコンをつけぱなしにしようと思います。
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