こんにちは!現役アウトドアガイドのAKです。
今回の記事では、親族のみの結婚式の当日の流れやスケジュールを紹介したいと思います。
と言うのも、私自身が親族だけの結婚式を挙げたのですが、情報が少なくて当日緊張しまくりでした。
事前に知りたい情報として、親族だけの結婚式では、どんな準備が必要で一般的な結婚式とはどう違うのか?また当日の流れやスケジュールはどう進むのか?と細かい疑問でいっぱいでした。
もちろん、式場の方に聞くと全て答えてくれるのですが、当日緊張しない為にも、親族だけの結婚式についての実際経験した人からの情報が欲しかったんですよね。
ただ、私の周りには残念ながら親族だけの結婚式を挙げた人はいませんでした。
そこで親族だけの結婚式を考えている人が少しでも参考になるように、実際に親族だけの結婚式を挙げた私が疑問に答えていきます。
当時の自分がこの記事を読めば参考になるなと思えるように書いたので、親族だけの結婚式に興味がある方は是非読んでみて下さいね。
親族だけの結婚式の一般的なプログラム
まずは、始めに親族だけの結婚式の一般的なプログラムの流れについて説明します。
7:00 | 新婦式場到着 ヘアーメイク着付け開始 |
---|---|
9:00 | 新郎式場到着 ヘアーメイク着付け開始 |
9:30 | 新郎新婦支度仕上がり、写真撮影と挙式リハーサル |
10:00 | 挙式スタート |
10:30 | 集合写真 |
11:00 | 会食スタート |
13:00 | 会食お開き |
13:30 | ゲストお見送り完了 新郎新婦お着換え |
私達の結婚式もだいたい上記のプログラムの流れで進んで行きました。
基本的には式場の人に任せていれば、プログラム通りに進めてくれるので安心です。
ただ、見てもらえばわかるのですが、会食の時間が2時間と長いですよね。
会食は両家が、一堂に会する場面なのでこの時間が親族のみの結婚式では、一番力を入れるポイントです。
一般的なプログラムでの会食時の流れは以下の通りです。
- 新郎新婦による自己紹介
- ケーキ入刀
- お色直し
- 新郎挨拶・花束・手紙贈呈
- 新郎父・新郎挨拶
一般的には、このような流れで進んで行きます。
今紹介している通りのプログラム以外の事をしたい場合は時間内であれば基本的に新郎新婦の希望に合わせてくれます。
例えば、余興を入れたりケーキ入刀は後にしたいといった場合ですね。
その時は縁了せず、式場の人に相談してみると良いです。
ちなみに、親族だけの結婚式の費用がどれくらい掛かるのか知りたい方は、下の記事をどうぞ
親族のみ結婚式の費用ってどれくらい?標準と私達の場合を比べてみたよ
ここまでは、大丈夫ですね。
次は、それぞれのプログラムや注意点について少し説明していきます。
それぞれのプログラムの準備や注意点
ここでは主に、プログラムの準備で気を付けて欲しい注意点について説明します。
- プログラムでの準備や注意点(会食)
- 会食会場は、挙式と場所は近い場所を選ぶ
- 好みにあった食べ物にしてもらう
- 個室がある会食会場を選ぶ
- ご祝儀を頂いたらマナーとして引き出物を渡す
- 引き出物を「いらないよ」と言われた場合はプチギフトor後日内祝いで送る
プログラムでの準備や注意点(引き出物)
①の会食会場は、挙式と場所は近い場所を選ぶについて説明すると、会食会場は挙式の後に移動するのですが、近いに越したことはないです。
特に両親とも高齢の場合は遠ければそれだけで、体力を使ってしまうので、なるべくなら式場内or近い場所にしてあげると良いです。
②の好みに合わせた食べ物にしてもらうですが、会食の際は食べれないor嫌いな物は出さないようにしましょう。
私の家族は皆お肉が食べれないので、当初のお肉料理を魚に変えてもらい喜んでいました。
③の個室がある会食会場を選ぶですが、できれば貸し切りが望ましいです。
隣で宴会しているグループの声が聞こえたりすると、せっかくの両家の会食が台無しになってしまいます。
④のご祝儀を貰えばマナーとして引き出物を渡すですが、親族のみの結婚式でも基本的には引き出物は用意しておくのが無難です。
特にご祝儀を頂いた場合は、両親・兄弟・親族に限らず何も渡さないというのは失礼になるので気をつけましょう。
引き出物の相場は、ご祝儀3万円頂いた場合で考えると3,000~7,000ほどが一般的です。
⑤引き出物を「いらないよ」と言われた場合プチギフトor後日内祝いで送るですが、そのままですね。
ご祝儀の時と同じ考え方で、例え「いらないよ」と言われても送る方が無難です。
特に相手側の家族や親族は謙遜しながらも、頂くと気にかけてくれていると感じるので、迷ったら送る方がいいでしょう。
ここまでが、プログラムでの準備で注意して欲しい事です。
特に親族だけの結婚式では両家の家族同士で話す時間が多いので、楽しく会話できるように、席の位置や疲れない配慮などの小さな心配りが大切です。
次は個人的に注意して欲しいプログアムについて紹介します。
個人的に注意して欲しいプログラム
実際に親族だけの結婚式をやってみて個人的に注意して欲しいプログラムがあります。
それは挙式のリハーサルです。
どういう事か説明すると、挙式リハーサルから挙式までの時間は30分しかありません。
つまり、挙式のリハーサルは1度しか練習できないという事です。
特に新郎の方は、新婦をエスコートするので、歩き方や姿勢・指輪の渡すタイミングなどを、この1回のリハーサルで覚えないければいけません。
私は、リハーサルは何回も練習できると勝手に思っていたので、1回しかリハーサルができないと知りこの時点でダメでした。
緊張のあまり、当日の新郎入場の時には両手両足が一緒に出てしまい、今でも嫁と両親にネタにされています。
私のようにならないよう、あらかじめバージンロードを歩く際のウエディングステップを練習しておくのがおすすめです。
このように、リハーサルはほとんどの新郎の人は緊張すると思うので、是非私のアドバイスを参考にしてください。
ここまでが私が実際に親族だけの結婚式を経験して、感じた注意して欲しいポイントになります。
注意点をたくさん説明してきましたが、私自身次は親族だけの結婚式をやって、とても満足しています。
そこで、次からは私が実際にやった親族だけの結婚式の流れやスケジュールを紹介していきます。
特に特別な余興などしていませんが、一言で言うと最高でした!
親族のみの結婚式の流れ
まずは私達の結婚式のざっくりとした流れと、スケジュールを紹介します。
時間 | 内容 |
---|---|
11:30 | 新郎新婦会場入り 新郎ヘアセット 新婦ヘアセット |
新郎新婦 写真撮影 | |
12:30 | 挙式リハーサル |
13:00 | 挙式スタート |
ご歓談 | |
13:50 | 挙式 お披楽喜 参列者お食事会場移動 |
新婦 お色直し 新郎新婦 お食事場移動 | |
14:30 | お食事会スタート |
16:30 | おひらき |
お着替え |
この表は、実際に私達が親族のみの結婚式をした当日のスケジュールです。
こんな感じの流れでスケジュール通り、挙式からお食事会をして、合計7時間かからないぐらいで終了しました。
友人の結婚式に参加した過去の経験で考えると、普通の結婚式は(友人を招待する場合)もう少し時間がかかってる気がします。
親族だけの結婚式は、少人数のため時間に余裕があります。
そのため、新郎新婦の希望に沿った流れやスケジュールも思い通りにしやすく、こだわりがあれば気兼ねなく相談した方が良いでしょう。
ちなみに、親族の結婚式ではどんな服装で行くべきか?と悩んでいる方は下の記事をおすすめします。
身内だけの結婚式の服装はどうするべき?これを読めばもう迷わない!
新郎新婦から、両親・兄弟・親戚と全ての服装について紹介しているので、これさえ読めば服装はばっちりです。
では話を一度戻して、次の章では、細かく当日の流れを紹介していきます。
会場入り
私達が会場入りしたのは、少し早めの11時15分からです。
そこから、新郎新婦のヘアセットと衣装を着替えて行きます。
当然ですが新郎より、新婦の方が時間は掛かります。
お着替えヘアセット共に、私は10分ほどで、妻は1時間近く掛かりました。
妻を待っている間も、スタイリストさんを交えて談笑してたので退屈ではなかったです。
私達の場合は2人とも同じ部屋で、ヘアセットと衣装を着替えました。
もちろん一緒の部屋ではなく別々にしたいとう希望があれば、別でヘアセットとお着替えができます。
私の場合は1人になると余計緊張するので、妻に居てもらい喋っていました(笑)
ヘアセットと着替えが終わると、チャペルに移動します。(私達は教会式)
チャペルの前で、新郎新婦の写真撮影を行いました。
挙式リハーサル
写真撮影が終わると、次は挙式のリハーサルです。
私達の場合はリハーサルの時間は30分ほどで、1度だけ挙式の全体の流れを通しでしました。
リハーサルが1度しかしなかったのもありますが、本番は緊張もあり足取りはぎこちなかったです(笑)
挙式スタート
私達は教会で挙式を挙げました。挙式自体は30分ほどで終了します。
また、はじめに説明したとおり、リハーサルは1度しかできませんでした。
今思えば、もう少しリハーサルの事を事前に調べておくべきでした。(笑)
一応本番もスタッフの方が、フォローしてくれますが、本番でのバージンロードを歩く私はロボットのようでした((+_+))
そこからは終始緊張しっぱなしで進み、挙式の中で指輪交換・誓いのキス・両親に記念品を贈呈しました。
挙式中に1番感動したのは、新婦側のお父さんから娘(新婦)を私に(新郎)にバトンタッチする場面は、特別な重みや感情がありました。
新婦(妻)の父親から、娘をお願いします!と実際に言われた時は涙が溢れそうでした。
ご歓談
挙式が終わった後は、新郎新婦・両家ともにご歓談に移ります。
ここまで来れば、緊張はだいぶほぐれていました(笑)
ご歓談では、和やかに会話を楽しんだり、両家との集合写真や両親、兄弟とも自由に写真撮影しました。
ちなみに、私達の場合は親族紹介はしていません。
お互いの両親は、面識はなく初めての対面でしたが、ご歓談の時には自然と仲良く会話していました。
本当は親族紹介をした方が良いのでしょうが、楽しそうに会話していて安心しました。
挙式お披楽喜、お食事会場移動
ご歓談が終わると、両家ともお食事会場に移動します。
新婦は、お色直し(ドレスをお食事会用に着替え)妻が着替えている間も私は、妻と談笑していました。
その後2人で、式場が用意しているタクシーに乗って移動します。
5分も、かからない内にお食事会場に到着しました。
お食事会スタート
私達の場合は、料理を全てお任せしました。(私達はフランス料理にしました)
ただ、私の家族が肉と生魚が苦手なので、それらの料理を出さないように予め伝えていました。
結婚式をサポートしてくれるスタッフの方には、自分達が思う事は相談して下さいね。
ケーキ入刀
コース料理も出て、お食事会も終盤に差し掛かるとスタッフの方が、ケーキ入刀の案内をしてくれます。
ケーキ入刀は、お食事会のメインイベントなので、盛大にして下さいね。
新婦が新郎の口に大きなケーキを食べさしてあげると、場は最高潮に盛り上がります。
もちろん私達もやりましたよ(笑)
ケーキ入刀は、動画や写真を取り放題ですから後で見るのも楽しいです。
ケーキ入刀が終わり、ひと段落したら新郎がお食事会の終了の挨拶をします。
私達の場合は、お食事会を始める挨拶から終了まで約2時間ほどで終わりました。
お披楽喜
お食事会が終わると、長かった結婚式のお披楽喜です。
私達は、お見送りの時参加して頂いたお礼に家族全員にプチギフトを渡しました。
その後は、着替えて結婚式は無事に終わりました。
結婚式当日の流れはだいたいこんな感じです。
この日は緊張でメチャクチャ疲れましたが、こうやって改めて見ると意外とやってる事って少ないなと思いました。
ただ、最初にも言ったように結婚式の疲労感は緊張から来ます。
そこで、私が特に緊張した場面を紹介します。
一番緊張するのは誓いのキス
新郎の場合もっとも緊張するのは、誓いのキスではないでしょうか?
リハーサルの時点では緊張もほどほどで、挙式の流れもそんなに難しくなかったので安心していましたが、誓いのキスでアウトでした。
誓いのキスを意識してからは、もうメチャクチャ緊張してました(笑)
(もちろん、誓いのキスがあるのは知っていましたが、イメージしていませんでした)
だって、自分の親、兄弟、更には相手側の家族にもキスをするのを見られるのですから。そりゃ恥ずかしいですよね?
誓いのキスは新郎が新婦にキスをするので、男がリードしないとダメですよ!
新郎は男らしさを参加者全員に見せつけてやりましょう!
ちなみに写真を撮影するので、良い写真を撮るために、最低3秒はキスをして下さいと言われました(笑)
緊張しない秘訣は?
挙式の場では、お互いの両親も私達の結婚する姿を見て涙していました。
私達の兄弟も、普段泣かない弟が泣いているのを見て私も驚きました。
そんな特別な空気の中、不思議と誓いのキスをする時には緊張はなくなっていきました。
逆に私達のラブラブを両親・兄弟に見せつけて「堂々として皆に安心してもらおう!」そう思えてきました。
本番はリハーサルの時とは全く違った空気でしたが、私にはそれが緊張よりも、責任感や使命感のような気持になったのでばっちり誓いのキスができました。
誓いのキスに限り、意外とリハーサルの緊張は本番ではしないかもしれません。
なぜなら挙式では、皆がそれぞれの思いを持って自分達を見守ってくれています。
誓いのキスを恥ずかしいと思わなく、責任感や使命感といった特別な感情に自然となると思いますよ。
まとめ
今回の記事では、親族のみ結婚式の流れやスケジュールを紹介しましたが、この結婚式の流れは、私達の実際の結婚式を紹介したものです。
そのため、親族のみ結婚式は絶対にこういう流れや、スケジュールにしなくてはいけない訳ではなく、参考程度にしてください。
むしろ結婚式は、新郎新婦の2人が主役なので、自分達がどういう結婚式にしたいかを考えて相談してください。
私達の結婚式は、私も彼女もあまり拘りがないので特別な事はしていませんが、とても満足でした。
記念に残る素敵な結婚式ができたと、私も彼女も思っています。
もし親族のみの結婚式を考えている人がいるなら、拘りがあるならとことん拘って下さい。
なぜなら主役は新郎新婦ですから遠慮はいりません!
一生思い出に残る結婚式にして下さいね。

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