雷の避難方法 安全な場所と危険な場所はどこ?

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皆さんこんにちは現役アウトドアガイドのAKです。

さてこの記事を書いている現在は猛暑日が連日続き暑さのピークの8月です。

私自身も暑い日が続き夏バテ気味ですがこの時期は連日川に出てラフティングの仕事を頑張っています。

毎日仕事で川に出ている私ですがこの時期の敵は実は暑さだけではなく自然現象の一つである雷も私達アウトドアガイド含め皆さんも注意する現象の一つでしょう。

何故いきなり雷の話題なのかと説明すると最近ラフティング中に急な積乱雲が来たと思ったら大雨が降り更に激しい雷まで鳴ったので流石にそのままツアーを続行する事ができず一時避難しました。

その時に私達は川の真ん中にいたので、危険を感じ岩陰に身を隠し、雨や落雷が収まるのをやり過ごしたのですがあの時の事をふと思い出したのでこの機会を機に雷の事について調べてみようと思ったのがきっかけです。

雷が起きた時の安全な避難場所やまた危険な場所、公園や川での野外にいる時に身を隠す物がない時の対処方法を調べたので興味がある方は是非見て下さいね。



雷は高い物に落ちる!

まずこれは誰でも知っている雷の常識ですがこの性質からなるべく低い場所に避難するのが安全なのは皆さんも既に知っていると思います。

そのためなるべく高い場所には行かず低い場所に避難するのがいいのは皆さんも知っていますよね?

この性質を私も知っていたので単純に高い樹木や電柱の下は危険だから避難してはダメと思っていましたが調べて行くと実はそう単純ではなく保護範囲というのが重要なようです。

この保護範囲は樹木や電柱にもあるというので今まで高い物なので避難しては行けないと思っていた場所も実は比較的安全な場所というのがわかりました。

勿論基本的に雷は高い場所に落ちるのでそこは外してはいけないポイントですが+αで保護範囲も重要だというのを知って頂けたらと思います。

雷の対処法 安全な場所は屋内!

ビル

雷が発生した際に落雷を避ける安全な場所がある場合は直ぐに避難しましょう。

その際ですが屋内は比較的安全な場所と言えるでしょう。

更に言うと鉄筋コンクリートや戸建て住宅等の本格的木造建築の建物内は安全と言えます。

身近な例でいうとスーパーや学校、企業のビル等が挙げられます。

また建物内の避難する場所で窓際はガラスが割れる恐れがあるので大変危険です。

更に電話線や電灯線とこれに繋がる全ての電気器具や電化製遺品の近くも感電する恐れがあるので1m以上離れなるべく建物の中心部にいるのが安全です。

また車の中も雷の避難場所として安全です。

車

その理由は車を設計する段階で雷対策をして作られているので例え車に雷が直撃しても感電する事はないのです。

また雷が車に落ちても電子機器類に影響はなく雷の電気は車の内部までいかないように作らています。

ボディーにダメージがいっても車の内部までいかないので安全という訳ですね。

*ただオープンカータイプ等の屋根が空いている車は例外になるので注意してください。


屋内に避難できない場合

雷が発生した場合屋内が安全な場所というのは先ほどの説明でわかってもらえたと思いますが、では近くに企業のビルや本格的木造建築が無い場合はどこに避難するべきなのでしょうか?

電柱

屋内に避難できない場合に比較的安全な場所として高さ5~30m以上の物体(高層建築物や煙突、樹木、電線)の保護範囲にいる事が大事です。

先ほど出て来た保護範囲とは高さが5m以上の建造物(樹木含む)の事です。

↓図のように物体の一番高い部分から45℃以上に見え4m以上離れた場所(電柱は2m)離れた場所が保護範囲と言い比較的安全な場所になります。

建造物から4m(電柱2m)離れる理由は側撃雷から身を守ためです。

*側撃雷とは他の物体に落ちた雷が再び他の物体に放電する雷

保護範囲
出典;毎日新聞

野外にいる時に急な雷が発生しても建造物(樹木や電柱含む)ならほとんどの場所であるので避難できそうですよね。

ただ注意点として高さが5m以内の物体は高さが十分ではなく保護範囲はありませんので注意してください。

避難する建造物が何もない場合は?

ビルや避雷対策をしている屋内に逃げる、それらがない場合は樹木や電柱の保護範囲にいるのが安全なのはわかったと思います。

ただ、建造物すら何もない場合はどのように雷から避難すればいいのでしょうか?

その場合は雷しゃがみという姿勢がもっとも効果を発揮します。

雷しゃがみ
出典;Qテレニュース

↑画像のように少しでも雷に当たらないようにしゃがんで姿勢を低くし、耳を防ぎ雷の音から鼓膜を守ります。

雷しゃがみで特に重要な事は両足をくっつける事とかかとを地面からうかせつま先立ちをする事です。

両足をくっつけるのは片方の足から雷の電気が伝わってももう片方の足から電気を逃がし上半身に電気をいかないようにするためです。

また荷物をもっている場合は体から離れた場所に置き、友人や家族といる場合は離れた場所で雷しゃがみをする事が推奨されています。

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雷が発生!危険な場所はどこ?

雷が発生して避難するのに安全な場所として屋内の企業ビルや木造建築の住宅等が挙げられました。

さらに屋内に避難できない場合は車の中や車がない場合は建造物の保護範囲が比較的安全と紹介しましたね。

では逆に危険な場所はどこなのかも知っておいた方がより安全に雷が鳴っても対処できるので一緒に見て行きましょう。

一見安全そうに思えて実は危険な場所を見て行きましょう。

公園の休憩所や、キャンプ場のテント、避雷針のない山小屋は屋根があるので雨宿りや雷の避難所として安心しがちですが実は危険な場所になります。

また森等の木に囲まれた場所も危険です。

雷は基本的に高い場所に落ちる性質があります。

なので広い平地にポツンと建物があるような状況ではそこに雷が落ちやすい状況のため上記3点のような場所は危険です。

基本的に上記3点のような場所は高さや広さも足りないので保護範囲がなくもし雷が落ちた場合は側撃雷を受ける事になるので避難しないようにしましょう。

雷が発生!危険な行動とは?

冒頭で説明したように雷は高い物に落ちます。

そのため雨が降っているから傘をさしたり平地でテントのような突起物の中にいたりするのは周囲よりも自分が高くなってしまうので危険なのがわかりますね。

またゴムは雷を通さないからといって素材がビニールやゴム製の物を使用しているテントでも雷の威力にはとても耐えられないので注意が必要です。

後は金属のアクセサリーを付けていると雷が落ちやすく危ないという話もあまり関係ないようです。

まとめ

今回は雷が起きた時に避難するべき安全な場所と、もしも避難する場所がない場合どう対処すれば良いのかを紹介しました。

この記事を書いて思いましたが、改めて私の仕事はアウトドアのため外で自然災害が起きた場合の対処は必須になってきます。

その時に知らなかったでは命を落としかねないのである意味自分自身の確認のために今回の記事を書いたようなものです。

冒頭で書いたラフティング中に起きた急なゲリラ豪雨と雷での対処は間違ってはいなかったのはわかりましたが、雷しゃがみまでは実行していませんでした。

雷しゃがみという姿勢は何も避難できる建物や電柱、樹木等がない場合には特に有効ですし外で仕事もしくはレジャー中に急な雷が来ても慌てずに対処したいですね。

また避難するビルや住宅があっても保護範囲を守り電化製品には近づかず、建物の内の中心部に避難する等も合わせて実行したいですね。

近年は台風や大雨の自然災害がより猛威を振るっていますし知っている事で少しでも危険を回避できるので今回の記事が皆さまにも少しでも役立てたらと思います。


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